屋外、野外フェスに持っていきたいスマホケースの定番。

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アウトドアはスマホやタブレットにとって危険がいっぱい。

これらの機器にとって屋外でのイベントやリクリエーション活動は過酷な稼働環境といわなければなりません。

ではアウトドアでも安心して使用できるスマホケースのチェックポイントは?

いくつかのシーンをイメージしながら考えてみましょう。

何はなくとも防水性能IPX7以上なら水中に落としても大丈夫

屋外のレジャーでスマホやタブレットを使うなら、防水は必須の機能です。

たとえばプールサイドや水辺のキャンプなどでは、一瞬の不注意がスマホの水没に繋がります。

水が近くにあるレジャーに出かけるなら、事前に防水ケースを用意しておくと安心です。

防水ケースにもいろいろなタイプがありますが、その能力は「IPX」や「IP」という表記で確認できます。

これらは保護に関する国際規格で、IPXは防水能力、IPは防水に加えて防塵の能力があることを示しています。

たとえばスマホを水中に落としても、IPX7やIPX8のケースに入れてあれば、本体に水が侵入することはありません。

耐水&防塵でスマホをガードするIP58&IP68規格

IPX7は水深1mの所に30分入れても内部に水が侵入しないことを示す保護等級です。

またIPX8はそれ以上の時間、水中に放置しても水が侵入しない性能を示しています。

これらの規格を備えたケースに入れておけば、一般的なアウトドア活動でスマホが水によるダメージを受けることは無いと思われます。

最近ではIPXに代えてIP規格を表記したケースもあります。

これは防水に加えて防塵の能力を持つことを示すものです。

例えばIP68準拠のケースは、粉塵が内部に侵入しない耐塵能力とIPX8と同じ防水能力を備えていることを示しています。

IP58は防塵能力はIP68に一段劣りますが、防水能力はIPX8と同じです。

知れば知るほど役に立つ、IPXとIPの違い

実はIPXとIPは保護等級を示すもので基本的には同じものです。

たとえばIP68では、6が粉塵などの固形物に対する保護等級、8が水に対する保護等級を示しています。

これに対してIPXのXは、固形物に対する保護等級が省略されていることを表しています。

つまり、IP68とIPX8は防水能力に関して違いはありません。

ここで注意したいのは、“IPXだから粉塵の保護能力が0というわけではない”ということです。

IPXは単に固形物に対する保護の表記を省略しているだけで、無保護という意味ではありません。

たとえばIPX8の防水能力を備えたケースなら、粉塵に対しても高い防塵能力を持つことは容易に想像できます。

防水なのに、イヤホン&マイクが使えるケースも

現代のスマホやタブレットは、単なる電話や画像の再生装置ではありません。

多くは音楽の再生機能を持ち、そのためにイヤホンを接続できるようになっています。ここに問題がありました。

IPX8などの優れた防水能力を持つケースの多くは、デバイス全体を完全に覆うデザインになっています。

このため、イヤホンなどを接続することは不可能なのが一般的でした。

しかしご安心ください。

最近は防水仕様のイヤホンジャックを備えたケースも登場しています。

このようなケースを使えば、水辺にいても音楽や通話などが楽しめます。スマホの多彩な機能を無駄なく使うには、このようなケースがオススメです。

 

スマホやタブレットの保護で見逃せない防水機能は、どのようなシーンで使われるかによって必要なレベルが異なります。

目安としては、スマホやタブレットを水中に落とす危険性がある場合はIPX7か8、それ以外ならIPX4か5以上で、ほぼ問題はないと思われます。

ちなみにIPX4はあらゆる方向からの飛沫に問題がないレベル、IPX5はあらゆる方向からの噴流水にも対応できるレベルを指します。

防水ケースとして売られている製品はIPX7か8が多いようですが、一般的にはIPX7であれば通常のアウトドアで不具合が出ることはないと思われます。

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