防水ケースと防滴ケースの違い

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防水ケースと防滴ケースの違い

水に落としてしまうと故障して高い修理代がかかってしまうスマホ。

仕事でもプライベートでも欠かさないアイテムなので壊れると困ってしまいますよね。

大切なスマホを守る為には防水ケースや防滴ケースが役立ちます。

ここでは、防滴ケースと防水ケースの違いについてご紹介したいと思います。

防滴と防水の違いって何?

早速ですが、防滴と防水の違いって何でしょうか。

両者は水への強さによって呼び方が変わってきます。

防水・防塵の保護等級を表す指標として、「IPコード」と言うものがあります。

IPコードは機器の保護性能を表す指標として定められました。

防水レベルについては0~8までの9レベルに分かれており、0~3までが防滴、4~8までが防水となります。

数字が大きくなるほど水を防ぐ効果が高まります。

参考までに、防塵についてもお伝えします。防塵は0~6までのレベルに分かれていて、数字が大きくなる程粉塵を防ぐことができます。

表記としては「IP防塵等級・防水等級」となり、例えば防塵5級・防水8級の場合は「IP58」となります。

防滴ケースでOKなシーン

防水と防滴の違いをお伝えしたところで、両者の使い分けについて説明したいと思います。

まずは防滴ケースについてです。にわか雨や通常の雨の場合は防滴ケースで十分と言えるでしょう。

また、バーベキューや釣りなどのレジャーの際に塗れた手でスマホに触れる場合も防滴ケースで対応することができます。

防水ケースが必要なシーン

防水ケースが必要なのは、ゲリラ豪雨やスマホが水没する可能がある場合です。

例えば海に入って魚の写真を撮るようなシーンでは、スマホが完全に水に浸かってしまうので防水ケースで保護する必要があります。

防滴・防水ケースを使うとタッチパネルの操作がしづらくなる?

防滴ケース・防水ケースに共通して言えることなのですが、タッチパネルの部分に大量に水滴がついていたり水没している場合は操作が難しくなります。

まず、タッチパネルが反応する仕組みについて簡単に説明します。

私たちは筋肉を動かす時等に自分の体から微量の電気を発しているのですが、スマホのタッチパネルはその電気に反応して動きます。

これを静電容量式と呼ぶのですが、防滴・防水ケースでタッチパネルが覆われていると体から発せられる電気を感知できないので操作も不可能なのです。

防滴・防水ケースを使うとスマホを水から守ることができるのですが、タッチパネルの操作が難しくなるということも覚えておいていただきたいと思います。

この記事では、

  • 防滴と防水の違いって何?
  • 防滴ケースでOKなシーン
  • 防水ケースが必要なシーン
  • 防滴・防水ケースを使うとタッチパネルの操作がしづらくなる?

ということについてお伝えしました。

防滴・防水ケースはご自身の用途に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。

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