iPhone7/7 Plusのスペック①CPU
満を持して発売されたiPhone7とiPhone7 Plus。
様々な新機能が追加されたことで大きな話題を呼んでいますが、今回はCPUやメモリなど、基本的なスペックを中心に解説していきます。
まずはCPUから。
今回、iPhone7、iPhone7 Plusに搭載されているCPUは「A10 Fusion」というチップで、iPhone6と比較して約2倍ものパフォーマンスを発揮します。iPhone6sと比較しても30%程度性能がアップしています。
4つのコアを持つA10 Fusionチップは、このうち2つが高性能チップ、残り2つが高効率チップと呼ばれ、大きな負荷がかからない処理は高効率チップの2コアのみで動作するため、高性能でありながらも省電力でバッテリーの使用効率も非常に良いのが特徴です。
iPhone7/7 Plusのスペック②記憶容量
ストレージは今回から新たに256GBが加わり、代わりに16GBがラインアップから姿を消しました。
結果、32GB、128GB、256GBの3つの容量から選べるようになりました。(「ジェットブラック」色のみ32GBのラインアップはありません。)
4Kビデオ撮影対応の高性能カメラやミュージックライブラリ、アプリケーションの高機能化による日々のアップデートなど、iOSそのもののアップデートまで、ストレージの大容量化はもはや避けて通れない道だったのでしょう。
しかし、これで存分にiPhone7、iPhone7 Plusをとことん使い倒すことができるようになったとも言えます。
保存容量を気にすることなくストレスフリーなiPhone7、iPhone7 Plusを思いきり楽しんでください。
iPhone7/7 Plusのスペック③カメラ
基本的なスペックの中で最も注目すべき点がカメラです。
iPhone7 Plusのメインカメラには広角レンズ、望遠レンズの2つが搭載されており、iPhoneシリーズ初の光学ズームが可能になりました。
デジタルズームもこれまでの最大5倍から10倍に進化。
また、間も無く登場する予定の「被写界深度エフェクト」を使えば、被写体にピントを合わせつつ背景にぼかしを入れた写真を撮れるようになります。
これは今まで一眼レフでしかできなかったことですが、iPhone7 Plusひとつで片手で高画質な写真を撮れるということは非常に革新的なことではないでしょうか。
他にも、光学式手ぶれ補正機能やスローモーションビデオ、インカメラが7MPとなり1080p HD動画の撮影が可能になった点はiPhone7にも共通しています。
iPhone7/7 Plusのスペック④本体サイズ・重量
iPhone6s/6s Plusに比べて本体のサイズはサイズは全く変わっていません。
しかし、先ほども述べたようにカメラの仕様が変わっており、それに伴い背面のレンズホールの形状が微妙に変わっています。
そのため、iPhone6s/6s Plusで使用していたケースは使用できないと考えたほうが良いでしょう。
重さについてはiPhone6s/6s Plusに比べて4〜5g軽くなっています。
iPhone7/7 Plusのスペック⑤防水防塵
最後にご紹介するのはiPhone待望の防水防塵機能です。
IP67とよばれる基準をクリアしており、これは簡単にいえば「粉塵が内部に侵入しない」、「30分間水に浸しても内部に水が侵入しない」というものです。
例えば水泳などで水中で激しい動きをすると水が侵入してくる可能性もあります。
また、これらはあくまでも真水での使用を前提としており、海や塩素の入ったプールで使用したりすると故障の原因となる恐れもあるため注意が必要です。
「防水防塵」ではありますが、過信しすぎず慎重に扱うようにしましょう。
今回はiPhone7、iPhone7 Plusの本体スペックを中心にご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
Suicaへの対応やAir Podsなどの目玉機能以外にも、実は細かい部分で様々なアップデートがなされています。
スマートフォンにはiPhone以外にも様々な製品がありますが、これほど発売のたびに注目を集める端末は他にありません。
細かい部分のアップデートにも目を向けてみて、改めてスペックを見てみると驚くべき進化を遂げていることが分かります。
iPhone7、iPhone7 Plusを検討の際には参考にしていただけたら幸いです。
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