スマホに搭載されているiOS、Android OSは、キーボードやマウスではなくディスプレイに指で触れて操作することを前提に作られています。
そのため、それまでほぼ存在しなかった「スワイプ」や「タップ」、「フリック」といった新しい操作方法が採用されています。
英語を日本語にすると操作方法が簡単に理解できる
「スワイプ(Swipe)」は、日本語で「掃く」という意味。
ディスプレイを上下、左右方向に指で掃くようになぞる操作のことで、違うアプリに表示を切り替えたいときなどに行います。
「タップ(Tap)」は、軽く叩くこと。パソコンでいうマウスのクリックに近い操作で、アプリアイコンをタップすれば、そのアプリが起動するなどの操作ができます。
さらに、アプリによってはダブルタップで表示を拡大、縮小できたり、ロングタップ(長押し)で画像の保存を選択できるようになります。
「フリック(flick)」は、「すばやく動かす、はじく」という意味。スマホの場合、日本語を入力する際にフリック操作で行う人も多いでしょう。
こうなればいいな、と指を動かすと表示が変わる
さらに、スマホには「ピンチ(アウトで表示を拡大、インで縮小)」、「シェイク(スマホを振る)」といった独自の操作方法があります。
これらはiOS、Android OSを搭載したタブレットでも同様です。
パソコンと違い、初めて触った人でもなんとなく操作できるのがこれらの操作の特徴。
子供がすぐスマホやタブレットで遊ぶようになるのは、人間の感性に基づいた操作方法を採用しているからです。
みんながしていることだから、操作名は覚えておこう
もちろん、スマホの操作方法の名前を知らなくても操作はできますが、誰かにアプリの使い方を教わったり、新機能を試したりする時に「スワイプして」と言われて、どうすればいいのかわからない……と、やはりちょっと恥ずかしいもの。
英語では何て意味だっけ?と確認しておけば、すぐに操作方法の名前を覚えることができるでしょう。