OSレベルでの省電力化が進み、バッテリーもより大きくなっているiPhone。
とはいうものの、1日使うとバッテリーが残り少なくなることはよくあることです。
バッテリーを回復するためには充電するほかありませんが、バッテリーの減りを緩やかにする方法をご紹介します。
使っていなくてもiPhoneは電力を消費している
iPhoneは電源をオンにするだけで電力を消費しています。
通話がないか常に待機しており、また通知をオンにしていれば、そのチェックも行い、通知があればその情報をディスプレイに表示させます。
さらにWi-Fi機能をオンにしていても、利用可能な電波がないか探しているのです。
いずれも便利な機能ですが、電力を消費するものでもあります。
バッテリーを長持ちさせることを優先するのであれば、オフにしておいたほうがよいでしょう。
液晶表示のコントロールがバッテリー節約の大きなポイント
iPhoneに限らず、スマホはディスプレイ表示させることに最も大きな電力を使います。
つまり表示時間が短いほど電力消費も少なくなるので、スリープするまでの時間はできるだけ短いほうがよいでしょう。
またディスプレイの明るさも重要なポイント。明るいほど電力の消費が大きくなるので、バッテリーを節約したいのであれば明るさは抑えめにしておくほうがベターです。
これらディスプレイに関する設定変更は、バッテリー残量が少なくなった際の対処方法としても有効なものです。
「やばい」と思ったら、まずディスプレイの設定を見直しましょう。
「設定」で状況を確認すればスマートにバッテリー消費を抑える
またiPhoneの場合、「設定」にある「バッテリー」の項目で「低電力モード」に切り替えることもできます。
「低電力モード」はバッテリー残量が20%を下回る際にも表示され、そのままオンにすれば、通知の切り替えやディスプレの明るさをまとめて変えることができます。
さらに「バッテリー」では、これまでのバッテリーの使用状況が表示されています。
自分がどのアプリでより多くの電力を消費しているかわかるので、バッテリー残量が少ない時は、そのアプリを極力使わないことで、iPhoneが稼働する時間を延ばすことができます。