最近は液晶ディスプレイの価格なども下がり、デスクワークなどする方はデュアルディスプレイなどを考えている人は増えているような気がします。
しかし、「スペースがないからできない」などの理由で断念してる人は多いでしょう。
そんなデスクのスペースなどの問題を解決してくれるモニターアームについてお話します。
机上が広く使える、多関節のモニターアーム
パソコンの高解像度化に伴い、大型化する傾向にある液晶モニター。
画面表示の高解像度化は確かに作業効率を高めますが、それ以前に設置スペースの確保で頭を悩ませる人も多いのでは?
そんなときに検討して欲しいのがモニターアームです。
モニターアームは、丈夫なアームの先にパソコンモニターを設置できる便利な機器です。
標準規格であるVESAのマウントサイズに対応していれば、モニターのメーカーを問わず使えます。
モニターアームの利点は、液晶モニターを置くためのスペースが少なくて済むことと、画面の角度や高さ、距離などが自由に調節できること。
つまり、狭い机上スペースで仕事を行う人の作業環境を一気に改善できるのです。
24インチ程度までなら、アーム1台でデュアル化も可能
モニターアームの導入に際しては、将来的にどのようなパソコン環境を目指すのかが重要になります。
特に2台のモニターを使うデュアルディスプレイ環境では、モニターサイズの制限を受けますから要注意です。
多くのモニターアームでは、1本のメインポストから出されたアームによってモニターを支えます。
このため、2つのモニター間の距離が制限され、あまり大きな液晶は装着できません。
モニターアームにもよりますが、モニターを横置きする場合、液晶サイズは24インチ、1台の重量は6kg程度が目安となりますので覚えて置くと良いでしょう。
もっとも、液晶サイズに関しては、モニターを縦置きするなら、もっと大型のモニターにも対応は可能です。
横置きの2段重ねなら、専用のアームをチョイスしよう
もし、モニターを横置きの2段重ねにしたいのであれば、メインとなるポストが上下に長いモニターアームが必要になります。
多くの場合、2段重ね用は他のデュアルモニター用とは若干作りが違います。
2台のモニターを左右に振り分けるタイプと上限に重ねるタイプでは想定される使用シーンが違うので注意が必要です。
モニターアームの導入は、ディスプレイの設置スペースや作業スペースの見た目を大きく改善します。
特に設置スペースに関しては、机の天板から外れた場所にモニターを浮かせることができるのは大きなメリットでしょう。
モニターアームには既にいろいろなタイプの製品が発表されており、価格帯や機能もさまざまです。
使用目的に応じてよりフィットする製品が選べる状況にありますから、導入に際しては複数の製品を比較することをおすすめします。
- 3D駆動可能多関節ワイヤー式モニターアーム
- 前後上下左右に滑らかに動くワイヤー式3D駆動対応多関節式アーム。 重量10kg以下のモニターを取り付け可能。 モニター自体も360°回転可能 ・アーム取付けはクランプ式。