車中泊で大活躍!インバーターの選び方

  • LINEで送る

プライベートな空間を確保しながら、遠くまで旅することができる車中泊。

どんな天気であっても快適な睡眠ができるといったアウトドアでの需要だけでなく、宿泊先を気にせず遠くまで足を運べること、そして自分だけの空間を満喫できることから、最近では車中泊そのものを楽しむ人も急増しています。

車内用インバーターがあれば、クルマの中でご飯が炊ける!?

車中泊をより快適にしてくれるアイテムがインバーターです。

クルマのシガーソケットに差し込んで使うインバーターは、家庭用コンセントを搭載。

家の中で使っている家電をクルマの中で使うことができます。

また最近ではUSBポートを搭載している商品もあります。

1日使うとバッテリーが切れてしまうスマートフォンやタブレットも、車内用インバーターがあれば安心。

インバーターを使えば、車種を問わず、クルマに搭載されたバッテリーでスマホを充電できるようになるのです。

車中泊の人気に比例して、車内用インバーターも大人気、たくさんの種類が販売されています。

スマホの充電だけなら小型のものでOK

インバーターは容量が大きいほど一度に接続できるアイテムの数が増えます。

車中泊を前提に使うのであれば、300Wなどの大きめのものを選びましょう。

また、コンセントやUSBポートの数も多い方が便利です。

普段移動時にスマホなどを充電するだけであれば、USBポートを搭載した100Wほどのもので十分。

価格もグンと安くなります。

「正弦波」と「矩形波」という2つのタイプ

インバーターとは、クルマなどに使われる直流(DC)を、家電などに使われる交流(AC)に変換する装置のこと。

インバーターには「正弦波」と「矩形波」という2つのタイプがあります。

家庭のコンセントから取れる電流は「正弦派」に近いなだらかな波形になっており、このタイプのインバーターであれば、ほぼすべての家電を接続することができます。

しかし「矩形波」のタイプは電流がブロック状の直線的な波形になっているため、家電を繋ぐと不具合が起こるものもあるので注意が必要です。

保護回路があれば、どんな家電も安心して使える

また、最近は保護回路が搭載されているモデルもあります。

もちろん「矩形波」タイプに接続しただけで壊れてしまう可能性は低いですが、十分に気をつけておきましょう。

また同じ「矩形波」タイプのインバーターでも、波形を調整してさまざまな家電に電力を供給できるタイプも多いので、購入時にしっかり確認しておきましょう。

安心して使うための保護回路は多い方がベターです。

接続機器自体に搭載されていることもありますが、バッテリーを守る低電圧、高電圧入力保護回路や高温保護回路などがあれば、接続時に余計な気を配る必要もありません。

同じ価格帯・性能であれば保護回路が多いものを積極的に選ぶようにしましょう。

パッケージや商品説明をよく確認してから購入しよう

車内で家庭用コンセントを使えるようにする商品には、「コンバーター」と呼ばれるものもあります。

コンバーターは電流を変換する装置のことで、車内用のものであれば、インバーターとほぼ同じものになります。

しかし直流を交流にするインバーターと違い、一部の製品は、直流を電圧の異なる直流に変換するタイプがあるので注意が必要です。

「正弦波」と「矩形波」と同じく、パッケージなどに電力を供給できる家電の種類が明記されているので、しっかりチェックしておきましょう。

SNSでもご購読できます。