スマホを使っていく上で欠かすことができない作業、充電。
スマホに付属する充電器は、どれも安全・安心で使えるものですが、1台しかないと常に携帯する必要があるので不便な時もあります。
またどこかに忘れてしまう危険もあり、できれば自宅と職場など、それぞれに用意しておきたいものです。
その充電器の最大電流の大きさは?
スマホ用のAC充電器を選ぶ際、まず気にするのがケーブルが付きかどうか、そしてそのケーブルがスマホに対応しているかということ。
iPhoneの多くはLightningコネクターのケーブルが必要です。
AndoroidスマホはmicroUSBもしくはUSB Type-Cを採用しており、それぞれのコネクターのケーブル付き充電器が必要になります。
もちろん自分が持っているスマホに合わせて選べばよいのですが、ケーブルが付かない充電器であればどんなスマホも充電することができます。
別途ケーブルを購入する必要がありますが、逆にいえばケーブルを差し換えればどんなスマホも充電可能になります。
そして次に確認しなければならないのは対応電流(A)。
多くの充電器は1A以上に対応し、スマホを充電することができます。
しかしよりバッテリーサイズが大きいタブレットを1Aで充電しようとすると充電はできるのですが、なかなか完了しません。
タブレットには最大出力2.4Aに対応した充電器が必要なのです。
対応していたらうれしい「急速充電」
そして次にチェックするべきポイントは、急速充電に対応しているかどうかという点。
スマホには短時間でフルチャージできる急速充電機能に対応したモデルがあります。
急速充電機能があれば、その名のとおり充電時間を短くすることができ便利です。
やや高額になりますが、急いでいる時など助かる場合も多いので、余裕があれば急速充電対応の充電器を選びましょう。
またiPhoneなど急速充電対応をうたっていないスマホもありますが、程度の差はあるものの充電時間を短くすることができます。
最も重要な「スマートIC」の対応
いくつかのチェックすべきポイントを挙げてきましたが、メーカー純正の充電器以外のものを購入する際、必ず確認すべきは「スマートIC」に対応しているかという点になります。
先にも述べたとおり、充電器ごとに最大出力が異なるものです。
充電器を問わず、スマホ自体が最適な電流になるようコントロールする機能を持っていますが、スマートICがあればさらに安心。
スマートIC対応充電器は、過剰な電流が流れるのを防ぎ、スマホごとに最適な急速充電を実現します。
充電器側でも電流をコントロールするため、充電時の事故を防ぐことができるのです。
いろんなスマホを充電するなら特に注意
特にスマホやタブレットなど、複数のデバイスを充電する可能性がある充電器は、スマートIC対応の充電器を選ぶようにしましょう。
例えばクルマで使用するシガーソケット充電器は、自分のスマホだけでなく家族のスマホやタブレットも充電することがあるはずです。
それぞれに充電器を用意するという方法もありますが、それでは面倒だし、間違えたもので充電する危険もあります。
スマートIC対応充電器であれば、端末を問わずさまざまなスマホやタブレットを安全に充電できるので安心です。
ただし、シガーソケット充電器にはUSBポートを搭載するだけでケーブルが付いていないものもあるので、必要に応じて各スマホに対応したケーブルを用意するようにしましょう。
電力はエネルギーです。
管理が行き届かないと、そのエネルギーは爆発に変わってしまいます。
スマホにまつわるトラブルの多くが充電に関するもの。
基本的に日本で発売されている、変に安すぎない充電器は安心して使ってもよいものですが、より安全、安心に気をつかいたいのであればスマートICをはじめとしたチェックすべき点を確認しておきましょう。
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