携帯の充電に使用する充電ケーブルのコネクタには複数の種類がありますが、将来的にどのコネクタが主流となるのでしょうか。
ここでは、将来性のあるコネクタタイプを予想したいと思います。
Lightningコネクタ
Lightningコネクタは、iPhone5から採用されているApple社独自の規格です。
従来のiPhoneやiPodにはDockコネクタが用いられてきましたが、Lightningはその後継規格となっています。
特徴としては大きく分けて2つあります。
1つは、Dockと比較してピン数が減少したことで接続部が小さくなり、ハードウェアデザインの自由度が増したこと。
もう1つは、コネクタ部分がリバーシブル構造になってユーザーが使いやすいということです。
特に、充電ケーブルとして使用することを考えた際に、iPhone本体のコネクタへの抜き差しがしやすいことは重要なポイントと言えるでしょう。
USB Type-Cコネクタ
USB Type-Cは、USBコネクタの新規格「USB3.1」によって登場した新しい規格です。
2015年3月にApple社から発売されたMacBookにUSB Type-Cポートが採用されたことで注目を集めました。
加えて、従来のUSB規格USB2.0などの製品でも、USB Type-Cが徐々に採用されはじめています。
特徴としては、挿抜耐久性が高いこと、上下・左右が対称なデザインのため向きを気にせず接続できることが挙げられます。
どちらが有望なコネクタか?
ここまでで、LightningコネクタとUSB Type-Cコネクタについてお伝えしてきました。
では、今後はどちらが主流となるのでしょうか?
断言はできないのですが、将来的にはUSB Type-Cが有利になる可能性があります。
実は、スイスが2017年に電気製品の充電コネクタの規格を統一するプロジェクトを発案し、アップルもその発案を認めたのです。
採択されるコネクタの規格は未定ですが、USB Type-Cになるだろうと言われています。
もしアップルがLightningコネクタからUSB Type-Cコネクタに移行するとなると、USB Type-Cコネクタが主流になることも十分考えられるでしょう。
この記事では、
・Lightningコネクタ
・USB Type-Cコネクタ
・どちらが有望か?
についてお伝えしました。
現在は二分化しているLightningとUSB Type-Cですが、USB Type-Cが主流になる日も近いかもしれませんね。