外出先でのiPhoneの充電は、モバイルバッテリーで行うというイメージがあるかもしれません。
一方でカフェやファーストフード店といったコンセントが使用できる環境であれば、ACアダプタでも充電が可能です。
そこで今回はACアダプタの選び方をご紹介をしたいと思います。
ACアダプタでどうやって充電するの?
基本的にコンセントを用いてiPhoneを充電するには充電ケーブルとACアダプター(AC充電器)を接続して行います。
2016年9月にiPhone7が発売されて、充電の仕様に変更が発生していないか気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、ACアダプター側のコネクタは従来通りですので問題ありません。
ちなみにiPhone側のコネクタはiPhone5からライトニングという規格が採用されています。
ライトニングコネクタは、従来のDockコネクタよりも端子が小さくなったり、リバーシブル構造で表裏を気にせず使用することができるようになりました。
電流の値を確認しよう
スマホのACアダプターの電源は5V/1.0A以上、iphone6Plusのような大型スマホでは1.5Aで充電可能です。
ただし、念のため正確な数値は本体に付属しているACアダプターの仕様を確認してみてくださいね。
iPhoneは、5V/0.7Aであれば充電できると言われていますが、Apple純正品のアダプターの出力は1.0Aなので1.0A以上のアダプターを選ぶのが無難です。
ACアダプターの中には0.8Aや0.5Aといったも販売されていますが、充電時間が長かったり、充電ができないといったアクシデントに見舞われる場合もあります。
安価なACアダプタだと、使えないからといって返品するのも気が引けますよね。
よって基本的にスマホの充電は、1.0A以上の出力の製品を選ぶと失敗が少ないでしょう。
尚、iPadやタブレット等は2.0A以上のものが多いので、スマホやiPhoneよりも出力の大きいACアダプターを用意する必要があります。
電圧の値を確認しよう
電流と同時に電圧についても考慮しなければなりません。
iPhoneやスマホ、タブレット等は電圧については5Vの製品が多いですが、ものによってまちまちです。
電圧が大きすぎるとバッテリーがダメージを受けて製品の寿命が短くなったり、発熱・発火の原因ともなって危険ですのでACアダプターの選択は慎重に行うことが大切です。
急いでいる時は急速充電対応のACアダプタが活躍!
ここまでは基本的なACアダプタの選び方をお伝えしましたが、中には急いで充電を行いたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
特に外回りの多い営業職の方は複数のクライアントを回ることもあるのでサッと充電できると嬉しいですよね。
そんな時に役立つのが、急速充電ができるACアダプタです。
通常充電と比べてどれくらい早く充電できるかというと、物によって差はありますがザックリ3分の2くらいの時間で充電が可能です。
仕事は時間との勝負ですから、営業職以外の方も1つ持っていて損はないでしょう。
ACアダプタを選ぶ時の注意
急速対応はもちろん、通常のACアダプタを選ぶ時にも言えることなのですが、純正品または認定品を選ぶことが大切です。
純正品とはApple社製の製品、認定品はApple社の認定を受けて「Made for iPod/iPhone/iPad」というロゴがついている製品のことを指します。
サードパーティー製のACアダプタや粗悪品だと、せっかく買っても充電が遅かったり充電できなくなる可能性があります。
この記事では、ACアダプタの選び方についてお伝えしてきました。
急速充電は忙しいビジネスマンにピッタリのアイテムですが、高い電圧をかけることでバッテリーがダメージを受けたり発熱・発火の原因にもなるので使用の際は十分に気を付けていただきたいと思います。
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