カメラアプリを起ち上げ、シャッターをボタンをタップするだけで写真が撮れるスマホ。
最新のモデルも明るい良いレンズを採用しアプリも進化、誰でも簡単にきれいな写真を撮ることができます。
写真の構図は人が考えなければならない
スマホは自動で明るさの調整やピント合わせなどをしてくれるのでとても便利。
シャッターを切るだけで、それなりにきれいな写真を撮ることができます。
しかし「いい感じ」のきれいな写真を撮るにはコツも必要。
そのひとつが構図。
撮りたいものに向けてレンズを向けても、構図が悪いと写真は何を伝えたいのかわからないものになってしまいがちです。
設定でグリッドを表示して撮影してみよう
カメラアプリには「グリッド」という機能。
オンにすることで、液晶の表示画面に縦横2本ずつの線が表示されます(アプリにより異なる)。
写真を撮る時は、このグリッドが交わる点のいずれかにその写真で一番、見せたいポイントをおくようにしましょう。
この作業だけで写真の構造が決まります。
また縦横2本のグリッドであれば、交点は4つできます。
それぞれにポイントを置いてみて絵を比べることができれば、さらによい写真を撮れるようになるでしょう。
また、横に伸びるグリッドを利用して水平や調整すれば傾きのない写真を撮ることも可能です。
縦に伸びるグリッドをまっすぐに建つビルに合わせてもよいでしょう。
HDRをオンにして写真をもっと印象的なものに
さらにHDRをオンに撮影すれば、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗いドラマティックな写真を撮ることができます。
基本的にオンにしておいてよいでしょう。
iPhoneの場合元の写真を残す設定もあるので、ストレージを圧迫する場合もあるのでこちらはオフにしておくとよいです。
セルカレンズで人と風景を1枚の写真に収める
自撮りで使うセルカレンズを使ってきれいな風景が写真が撮影できます。
セルカレンズはワイドレンズとも呼ばれ、レンズの歪みを利用し広い範囲を写真に収めることができるというもの。
スマホでは1枚の写真に納まらなかった山と海をいっしょに撮影することも可能になります。
試行錯誤の繰り返しが、きれいな写真を撮るための近道
アプリの設定を見直しやセルカレンズの利用で、ワンランク上の風景写真が撮れるようになりますが、自分で構図を考えたり、試してみたりすることがやはり重要。
スマホのカメラは、どんな写真が撮れるのか、シャッターを切る前に大きな液晶で確認できます。
ストレージに制限はあるものの、何枚でも写真は撮れます。
撮りたい写真を思い描き、試し撮りすることで写真の腕は確実に上がります。
写真の腕前はある程度撮れるようになると、衰えることはありません。
スマートフォンがある限り、今後も撮影の機会はますます増えていくことでしょう。
「いい感じ」のきれいな写真が撮れるようになれば、これからの生活はもっと楽しいものになるはずです。